バリオス2 エアフィルター交換【徹底解説】

今回はバリオス2のエアフィルター交換を行ったので、そのやり方を詳しく書いていこうと思います。
実際に作業して注意すべきところなども解説していきます。

「バイクの整備を自分でやるのは難しい」
「専門的な道具が必要なのでは?」
そう思っているそこのあなた、
全然そんなことありません!

少しの道具と、少しの好奇心があればどなたでもすぐに始められます!

燃焼に使う空気をきれいにするのがエアクリーナーの役割ですが、汚れたままにしているとエンジンの調子がどんどん悪くなってしまいます。
定期的な清掃あるいは交換をして愛車のコンディションを良く保ちましょう。

※作業を始められる前に一つ注意事項です。
エアフィルターの交換はタンクを外す必要があります。
燃料が満タンに入っていると、その重さで何かと苦労しますので出来れば燃料が少ない状態での作業をおすすめします。

それではやっていきましょう!

目次

エアフィルター交換に必要なもの

いくら簡単といっても手一つでやるのはさすがに無理があるので、やっぱりメンテナンス道具は必要になります。
下の写真が今回のエアフィルター交換に使った道具です。

①ソケットとラチェットレンチ
 (バリオスのエアフィルター交換であれば、10mmと12mmのソケットがあればできます。)

②プラスドライバー

③ダスター
 (汚れを取れるものであれば何でも構いません。)

必要な道具はこれだけです!
もちろん新しいエアフィルターを忘れてはいけませんね。

今回使用したのは『NTBのKA-1006エアフィルター』です。
こちらはバリオスに対応しているものです。

必要なものが準備できたら作業に入りましょう!

1.シート、サイドカバー、タンクを外す

バリオスの場合、エアフィルターにアクセスするためにはタンクを外す必要があります。
そして、タンクを外すためにはシートとサイドカバーを外す必要があるため、これらも外していきます。

まずはシートを外します。
これはイージーですね。

続きまして、サイドカバーを外していきます。
まずは左右1箇所ずつボルトで止まっているので、プラスドライバーで反時計回りまわして外します。

赤い丸の3点でサイドカバーが固定されているので、これを手前に引いて外していきます。

ゴムの穴に差し込んであるだけなので、そんなに力を入れなくても簡単にとることができます。

車体左側のサイドカバーが外れました。

反対側も同様に外していきます。

これでサイドカバーは外れましたね。

次はタンクを外していきます。

バリオスのタンクを固定しているボルトはこの一本だけです。
12mmのソケットを使用します。

ボルトはこれでOKです。

次は燃料計のカプラーと燃料ホースを外していきます。

燃料計のカプラーは車体の右側にあります。

つまみを押しながら両手で引っ張ります。

次は燃料ホースですが、燃料ホースを外す前に燃料コックを必ず「オン」か「リザーブ」にしてください。
「プライマリー」だと燃料がタンクから出てきてしまいます。

燃料ホースは2本ありますのでどちらも外します。
留め具をつまんで下に外します。
ホースを下に引っ張ります。

これでタンクを外せる状態になりました。
いよいよタンクを外していきます。

まずはボルトで留めてあった側を少し持ち上げます。
もう片方の手でタンクの先端部を持ち、車体の中心方向へ引っ張ります。

燃料を少なくしておけばタンク自体はそんなに重くはありません。
しかし、タンクを落としたりして傷がつかないように注意しながら外していきましょう。

2.エアフィルターカバーを外す

タンクを外すと写真のように、エアフィルターをカバーしている部分が見えます。
この中に今回のお目当てのものが入っています。

まずは邪魔な配線を横にずらしていきま。

日本のホースも引っ張れば簡単に外すことができます。
留め具を外す必要はありません。

続いてボルトを外していきます。
外すボルトは全部で7か所です。

プラスドライバーと10mmのソケットで外していきます。
ラチェットレンチだけでは少し外しづらい箇所もあるので、ラチェットレンチのエクステンション(長さを延長するもの)があれば非常に便利です。

バッテリー近くのボルトを外したいのですが、こいつが邪魔で手が入らないんですよね。
やりづらいのでこいつも外していきます。

10mmのソケットでボルトを4か所外します。

これでOKですね。
バッテリー近くの最後のボルトも外したら、カバーを取ります。

カバーはそのまま持ち上げれば外れます。
ついにエアフィルターとの初お目見えです。
感動の瞬間ですね。

エアフィルターもそのまま入っているだけなので普通に取り外せます。

エアフィルターを外すと、割とデカめの虫が2匹居候していました。
エアフィルターがなかったら、この虫たちがキャブレターに入っていたかと思うと感謝してもしきれませんね。

中は結構汚れているので、ダスターで汚れをふき取ります。

しっかりと汚れをふき取ったら、新しいエアフィルターを投入します。

これで交換任務は完了です。

復帰作業

カバーつけてボルトを7か所留めて、ホースを2本つけて、配線を元に戻します。

邪魔だったこいつも元に戻します。

タンクも元に戻します。

燃料ホースを2本つけて、燃料計のカプラーも繋げます。
そして、ボルトの位置を合わせてしっかりと固定します。

サイドカバーを左右取り付けて~
シートを付ければ、はい!完成です!
お疲れさまでした。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
非常に簡単でどなたでもできるものだと思います。

必要な道具も少なく、時間もそんなにかかりませんので、ぜひチャレンジしてみてください!

この記事の他にも、バリオス2のメンテナンスについて書いています!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次