初めてのバイク購入ってワクワクしますよね。
いろんなところに行って綺麗な景色を見たり、美味しいものを食べたり。妄想を始めると止まらなくなります😆
バイクがあればどこまでも行けるような気がしますよね。
バイクライフの中では、ある意味一番楽しい時間かもしれません。存分に浸ってください笑
バイクが手元に届いたら「さあ、乗るぞ」と走り出したくなると思いますが、ちょっと待ってくださいね。
バイクは車と違って車体さえあれば走れるものではありません。
バイクは非常にリスキーな乗り物です。
でも実際「危ない乗り物だ」といくら言われても実際に乗るまではイメージしにくいですよね。
既にバイクに乗っている方、あるいは教習中の方はその不安定さがよくわかると思います。
だからこそ乗っていて楽しいんですけどね。
なので今回はバイクに乗るための装備品は何があって、何が必要なのか。
そして費用はどのくらいかかるのかを紹介していきます。
バイクに乗るために必要な装備品
法的に「乗れるか乗れないか」を考えたら、ヘルメットさえすればバイクには乗ることができます。
これは法律で定められているので、何がなんでも絶対に必要です。
転倒時の怪我のリスクを最小限に減らすためにはヘルメットだけでは到底足りませんよね。
ヘルメットの他にどんな装備があるのかご紹介します。
バイクに乗る時の装備品の種類
装備品には以下のようなものがあります。
- グローブ
- ライディングジャケット
- ライディングパンツ
- ライディングシューズ
- プロテクター(胸、肘、膝)
- バイク用エアバック
これらの他にも探せばいくいらでも安全グッズが出てきます。
同じ「バイクに乗る」という行為でも、街乗りや通常のツーリングと峠道やサーキットを走るのではリスクがかなり違います。
特にエアバックやプロテクターなどは必須とは言いませんがあれば良いかなぐらいだと思います。
エアバックは私も持っていません。笑
自分が必要だと思ったものを揃えれば良いと思います。
次はそれぞれの装備品の選び方や大体の価格を紹介していきます。
初めてのバイクグッズ選びだと価格帯もイメージしにくいかと思いますので、参考にしてみてください。
ヘルメット
ヘルメットは頭を守るものなのでしっかりしたものを選びましょう。
ホームセンターなどで5,000円ぐらいで売っているのを見ますが、あれはやめといた方がいいと思います。
ヘルメットを選ぶ際は最低限「PSC」マークか「SG」マークがついているか確認しましょう。
この2つは国や製品安全協会が定めた一定の安全基準を満たしていることになります。
PSCやSGの上位規格として日本工業規格の【JIS規格】や世界で最も厳しい【SNELL規格】などがあります。
日本製のヘルメットであれば、【JIS規格】を満たしているものを選べば安心だと思います。
ヘルメットの有名なメーカーだと、AraiやSHOEIなどがありますがやはり値段は張りますね。
安いものでも3万円はします。
日本製で1万円台から売っているメーカーもあるので、最初のヘルメットは安いものからでも良いと思います。
価格帯の安いブランドはYAMAHA、HJC、OGK Kabutoなどがあります。
私はYAMAHAのフルフェイスのヘルメットを使っています。
デザインも良く安全性も問題ない、価格も2万円とちょっとで買えるので初心者にはおすすめです。
せっかくヘルメットを買うなら良いのが欲しいという方にはSHOEIのGT-Airをおすすめします。
良いものを追求すれば限りなく高価なものがありますが、2万円ぐらいでもしっかりしたものが買えます。
グローブ
グローブはバイクに乗る際は必須のアイテムです。
皆さんの今までの人生で転けた時に最初に出るのは手ですよね。(たまに頭から行く人もいますが😅)
手袋をしているだけで手の怪我を最小限にすることができます。
バイク用のライディンググローブであれば、プロテクターが付いているので転倒時に確実に手を守ってくれます。
私も一度走行中に転倒したことがありますが、手袋をしていたおかげで無傷で済みました。
手袋は数千円で買えるものが多くあります。
春夏用の薄手のものと秋冬用の分厚い物の2種類が必要になってきます。
私はKOMINEのライディンググローブを夏用と冬用それぞれ浸かっています。
2つ合わせても1万円もしないぐらいです。
シューズ
MTのバイクではシフトペダルの操作があるので、普通の靴よりもライディングシューズを履いた方がいいです。普通に痛いです。
また、ライディングシューズは基本的に足首まで覆われています。
歩きにくと思うかもしれませんが、転倒時に足首を守るために必要です。
バイクに乗る時は必ずライディングシューズを履きましょう。
私はelF(エルフ)のライディングシューズを使っています。
靴紐ではなくBOAシステムを採用しており、ノブを回すだけで締めることができます。めっちゃ楽です。
価格は1万数千円程度です。
ライディングシューズは安いものだと7,000円ぐらいから売っています。
シューズに関しては安全性の差はそこまで無いと思うので、自分が履きやすく使いやすいものを選びましょう。
ライディングジャケット・ライディングパンツ
一般的なジャケットやパンツと何が違うかというと、多くのライディングジャケットやライディングパンツにはプロテクターが入っています。
わざわざプロテクターを単品で買う必要がなく、着るだけでプロテクターを身にまとうことができます。
バイク乗りの人がガタイ良く見えるのは、プロテクターのおかげです。
ジャケットやパンツは一番デザイン性を気にするところかと思います。
いかにも「ライディングジャケット」ぽいのもあります。
個人的には普段着ぽく着れるものをおすすめします。
サーキット走行をするのであれば話は別ですが、多くのツーリングではバイクに乗ってどこかへ行って何かをすると思います。
いかにもなものだと正直ちょっと浮いているような気もしますね。笑
アルパインスターズのジャケットは普段使いできそうなものも数多くありますので、一度チェックしてみてください。
アルパインスターズは少しお高めですが、KOMINEなどは比較的安価で購入できます。
それでも1万円は最低でもします。
安いもので揃えても、ジャケットとパンツで3万円ぐらいです。
ライディングジャケット・パンツはサーキット走行や峠を走らないのであれば、必ずしも必須では無いと思います。
結構な値段もしますし、特に初心者の方は自分にどんなバイクの楽しみ方が合っているのかを探していく段階にあるので、無理に最初から購入しなくても大丈夫です。
バイクに乗るハードルを上げ過ぎては元も子もないので。
既に持っている厚手のジャケットやパンツで代用しましょう。
ただし、絶対に長袖・長ズボンでお願いしますよ。
プロテクター
バイクのプロテクターと聞いてイメージするのは、教習所でも着けていた胸・肘・膝のプロテクターぐらいですよね。
私もそのぐらいだと思っていましたが、世の中にはもっと多くの種類のプロテクターが存在していました。
KOMINEのホームページで調べてみたところ、実に11ヶ所のプロテクターがありました。
部位としては、胸・背中・首・肩・脇腹・肘・手首・腰・膝・脛(すね)・足首です。ほぼ全身プロテクターで覆えますね。笑
個別に買うよりもいくつかの部位が一緒になっているものがありますので、そちらを選ぶといいと思います。
上半身と下半身揃えて3万円ぐらいでしょうか。
上記でも言いましたが、プロテクターは必須では無いと思います。
もちろん怪我のリスクを最小限に抑えるために非常に有効ではありますが、着けるのが億劫でバイクに乗るのを嫌いになってほしくはありません。
転倒した時のリスクを考えるよりも、いかに転倒しないようにするかを考えましょう。
スピードを出し過ぎない、カーブの手前ではしっかり減速、先を予測した運転、譲り合いの精神などできることはいくらでもありますよね。
普通にバイクに乗っているだけだったら、そうそう転倒しません。
適度な恐怖心を持つことは大切ですが、何事も過ぎないようにしましょう。
バイク用エアバック
最近はバイク用のエアバックの開発が進んでおり、身近になってきているようです。
イタリアのアルパインスターズが開発した着るだけのエアバッグは、加速度センサーやジャイロセンサーが付いており、転倒を検知して自動で膨張してくれます。
価格は10万円超と高いし効果もよく分かりませんが、ちゃんと膨張してくれたら相当被害を軽減できると思います。
そんなんもあるんだと思っていただけたら幸いです。笑
揃えておきたいものまとめ
何度も言いますが、全ての装備が必要という訳ではありません。
自分で必要だと思うものを揃えれば十分です。
バイクの乗り方でもリスクは大きく変わってきますので、最後に乗り方別に必要なものをまとめます。
最初から無理せず、必要だと思ったら買い足して行って自分に最適な装備を身につけてくださいね。
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